パイプ物語の著者、ルイ・ロペスさんの新連載 |
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不定期発行 |
原作 ルイ・ロペス |
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ティスティングノート所感 私が「パイプ物語」を書き始めた時、日本のパイプタバコ事情は、実に寂しいものであった。 しかし、そのタバコの銘柄が少ない事を良い事に、パイプ物語を「テイスティングとパイプにまつわる情報」を交互にアップする形にしたのである。 当時の思惑としては、日本で購入可能なタバコのティスティングだけで2年程度、それにパイプ喫煙のハウツーや雑感を交えて、3〜4年連載して旨い具合に終われると、目論んで企画した訳である。 しかしいざ蓋を開けてみれば、出るわ出るわ、増える事増える事、次から次へと購入可能なタバコのラインアップが登場して来た。 そればかりか、老舗タバコとして馴染みのあったJTタバコ、ボルクムリーフの製造依託事件まで発生し、日本のパイプタバコ事情は百花繚乱時代に突入してしまった。 そこで、慌ててテイスティング銘柄を2種に増やして掲載する事に変更したのだが、それでも銘柄の増加速度に追いつかないのが現状となってしまった。 パイプ物語で何度も触れている事だが、パイプタバコは50gもしくは100gが単位であり、50gを吸い切るには一週間は必要だ。 また、タバコの味わいも千差万別で、好みが結構別れるところでありながら、価格もそれなりであるので、買ってしまった以上、気にいらないからと言って安易に諦める訳にも行かないのが、現実では無いだろうか。 従って、ツボにはまったタバコに当たれば幸福至極であるが、ハズレのタバコに当たった時は、後悔地獄である。 まあ、後悔地獄は大げさとしても、上記の事情を考慮に入れた場合、全銘柄を試してみよう等と言う事は、まさに暴挙と言わざるを得ないのがパイプタバコの現状でも有る。 しかし誰かが、その暴挙の旅に出るのも面白いだろう。 さらに、嗜好品としての視点で考えた場合、葉巻がワインと比べられると同様に、パイプタバコの世界もそこまで高めて行きたいものである。 そして、その為には、色々な視点を持ったティスターによるタバコ批評の積み重ねが、一つの財産になりうると考える。 取り合えずは、その暴挙の旅人の一人でありたいとの思いもあるが、そこまで真面目な姿勢を堅持し続ける事には無理がある。 せいぜい気楽なスタンスを残しながら、細々と寄稿したいと考えております。 そんな訳でテイスティングノートは、パイプ物語本編とは違い、細切れな文章をチビチビとアップして行く所存です。 この「ルイ・ロペスのテイスティングノート」、出来うる事なれば「パイプスモーカーの煙のツマ」にでもなれば幸甚です。 |
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著者プロフィール 美濃の生まれで尾張在住。 2001年、ネットの連載企画「ルイ・ロペスのパイプ物語」を開始。 自他ともに認めるパイプ・スモーカー。 2003年、ナンチャッテ・サムライのハンドルネームでネットに出没。 代表的な投稿は「戦争の時代・経済の時代・外交の時代」 2048年の新世界に向けて、岡田茂吉の教典を中心に予言の検証を行う。 |
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