第三章 |
閑話 エスクードと「ルイジアナ ペリック」 |
前回の『パイプ煙草のラプソディ』、久方ぶりのテイスティングが思いの外好評価だった・・・・・・かどうか知る由もないが、「パイプを楽しむ」に入る前に、今一度タバコそのものに焦点を当てて行こう。 |
(昨今のペリック事情) 前回取り上げた『プロムナード』『桃山』は、日本での入手が最も容易く、且つ分かりやすい味わいのタバコと言う事で、「パイプ喫煙の入門用」としての扱いになる予定である。 |
しかし改めて缶を開けてみると、どうやら古いものと、新しいものとになっていたようだ。 もっとも、「パイプタバコの味わいは引き算」の理論に従えば、新しい缶の方が乳酸発酵的な酸味が立つと言う事にはなる。 |
早速火を点けてテイスティングを開始する。 「ああ、そう言えば20年以上前、吸った事のあるペリックはこんな感じだった。」徐々に記憶がよみがえってくる。 それに比べ、新しい缶はペリック風キャベンディッシュとも取れる味わいで、古漬け感は始終控えめである。 まあ、もっとも「古いもの程良い、本物は旨い」と安直に判断するのは早計である。 まあ、昔話を美化してもせんの無い事である。 しかし古いエスクード、じっくりテイスティングして分かったが、マクレーランドを彷彿とさせる味わいを感じる。 |
(一口メモ) (注1) 塩味 : 何度かテイスティングして感じたのは、ミネラルの匂いと言うか、レバーに含まれる血(鉄分臭さ)の感じとも表現できそうだ。 |
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